詳しい解説

検索クエリ(Search Query)は、ユーザーが情報を探すために検索エンジンに入力する文字列を指します。「クエリ」とは英語で「問い合わせ」を意味し、検索エンジンに対してユーザーが情報を問い合わせる行為そのものを表しています。

検索クエリは、その性質によっていくつかの種類に分類されます。

検索クエリの3つの分類

検索クエリとキーワードの違い

「検索クエリ」と「キーワード」はしばしば同義で使われますが、厳密には異なる概念です。検索クエリはユーザーが実際に入力した文字列そのものを指し、キーワードはマーケティングやSEOの文脈で対策対象として設定する語句を指します。

たとえば、ユーザーが「会社名 ブラック 本当」と入力した場合、これが検索クエリです。一方、この検索行動に対応するためにSEO担当者が設定する「会社名 ブラック」が対策キーワードとなります。

検索クエリとサジェストの生成

検索エンジンのサジェスト機能は、多くのユーザーが入力する検索クエリのパターンを分析し、候補として表示しています。つまり、サジェストに表示されるキーワードは、実際にユーザーが検索窓に入力している検索クエリを反映したものです。

ある検索クエリが一定期間内に十分な回数入力されると、検索エンジンはそのクエリをサジェスト候補として採用する可能性があります。このため、企業名とネガティブワードを組み合わせた検索クエリが増加すると、サジェスト汚染が発生します。

サジェスト対策との関係

サジェスト対策を理解するうえで、検索クエリの概念は非常に重要です。サジェストに表示されるネガティブワードは、ユーザーの検索クエリの蓄積によって生成されているためです。

サジェスト対策では、ネガティブな検索クエリの影響を軽減し、サジェスト候補からネガティブワードが表示されにくくなるよう働きかけます。具体的には、ポジティブな検索クエリの割合を高めるコンテンツ施策や、検索エンジンへの削除申請などの方法が用いられます。

また、Google Search Consoleなどのツールを活用すれば、自社サイトがどのような検索クエリで表示・クリックされているかを確認できます。ネガティブな検索クエリの傾向を把握することで、サジェスト汚染の早期発見や対策方針の検討に役立てることが可能です。