詳しい解説
ネット風評被害とは、インターネット上のさまざまな媒体を通じて、企業や個人に対する根拠のない情報や誤った評価が拡散され、評判や信用が損なわれる被害のことです。従来の風評被害がテレビ・新聞・口伝えなどを経路としていたのに対し、ネット風評被害はインターネット特有の拡散力と持続性を持つ点が大きな特徴です。
ネット風評被害が発生する場所
ネット風評被害は、インターネット上のさまざまな場所で発生します。主な発生源としては以下が挙げられます。
- 検索候補(サジェスト) - 企業名を入力した際に「企業名 ブラック」「企業名 詐欺」などのネガティブなワードが自動的に表示される現象です。「サジェスト汚染」とも呼ばれます。
- 口コミサイト - 転職サイトの企業口コミ、Googleマップの口コミ、商品レビューサイトなどに投稿されるネガティブな評価です。
- SNS - X(旧Twitter)、Instagram、FacebookなどのSNS上で拡散されるネガティブな投稿やデマ情報です。
- 掲示板・匿名サイト - 5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)やその他の匿名掲示板に投稿される中傷的な書き込みです。
- ニュースサイト・ブログ - 事実を歪曲した記事や、一方的な視点で書かれた批判記事が検索結果の上位に表示されるケースです。
ネット風評被害の特徴
ネット風評被害には、オフラインの風評被害とは異なる特徴があります。
- 拡散スピードが速い - SNSのシェア機能などにより、短時間で大量の人に情報が拡散されます。
- 情報が残り続ける - 一度インターネット上に掲載された情報は、削除されない限り長期間にわたってアクセス可能な状態が続きます。
- 検索で発見されやすい - 企業名やサービス名で検索した際に、ネガティブな情報が上位に表示されると、多くの人の目に触れることになります。
- 匿名性が高い - 投稿者が匿名であるケースが多く、情報の真偽を確認しにくいという問題があります。
企業活動への具体的な影響
ネット風評被害が企業活動に与える影響は多岐にわたります。求職者が企業名を検索した際にネガティブな情報が表示されれば応募を控える可能性がありますし、取引を検討している企業が同様の情報を目にすれば、商談が進まなくなることもあります。
特に、検索候補(サジェスト)にネガティブワードが表示されるケースは、検索の初期段階で目に入るため、影響が大きいとされています。
サジェスト対策との関係
ネット風評被害にはさまざまな形態がありますが、その中でもサジェスト汚染(検索候補にネガティブワードが表示される現象)は、ネット風評被害の代表的な一形態です。風評被害の中でも、検索候補にネガティブなワードが表示されるケースは、サジェスト対策によって対応できる場合があります。
トライポット株式会社では、ネット風評被害の中でもこのサジェスト対策に特化したサービスを提供しています。口コミサイトの投稿削除やSNS上の誹謗中傷への対応といったサービスは提供しておりませんが、検索候補におけるネガティブ表示の改善については専門的に対応しています。
なお、掲示板やSNS上の悪質な書き込みについて法的な対応を検討される場合は、弁護士などの専門家へ相談してください。